エスパー太の奇襲によって、エスパー不二夫は今、ピンチである。なんでもかんでもポン酢をかける太につられて、不二夫もキャベツにポン酢をかけたのだ。
そのせいで不二夫の能力は半減。太のエスパー羽交い締めを喰らって、水牢に閉じこめられている。そう、ポン酢を酢だということを忘れていたのだ。婦人系の故知雄ならまだしも、肌着系の不二夫に酢はきつい。ちなみに太はモルモン系、酢の物は好物だ。
肌着系のエスパーは酢によって、得意のふ菓子ステップが適温で決まらない。そのステップが適温で決まれば、いいことずくめだ。流れるプールは込まないし。スライダーなんて乗り放題。夢のようなレジャーです。
水牢はエスパーを閉じ込めるには、最適の牢屋だ。水餃子はエスパーを奮い立たせるには、最適の餃子だ。待って!ショウガは絞り汁だけ入れて。
家庭科の調理実習の時、餃子の具にショウガをそのまま入れて、ショウガ味の餃子にしたあなたは、「前に〜ならえ!」の時、腰に手を当てる、先頭の人間だ。
不二夫は抜け出すために、水に潜ってみる。何もない。このまま不二夫は死んでしまうのか?しまった!耳に水が……。耳に水が入り、不二夫は面長に。
助けて、故…知雄……。
その頃、故知雄は……鼻が出た。不二夫が面長になるのと、故知雄の鼻が出るのとを関連づけて考えるのは不健康でよくない。故知雄の今晩のおかずは、肉詰めピーマンに決まった。
不二夫が体の不調を訴えると、太はあっさり水牢から出してくれた。不二夫は戦闘態勢に入る。太は引っかかったのだ。四つん這いから出される不二夫の攻撃は、予備知識なしではかわせない。
太の断末魔。いや違う。太の断末魔と思われたそれは、太のポーズ音。太はスタートボタンを押したのだ。キーコンフィングはできない。
故知雄は「どん兵衛」と「赤いきつねと緑のたぬき」が、たまに、ごっちゃになる。
エスパー不二夫とエスパー太の勝負は一瞬にして終わった。不二夫のそれで太のタイツは大腸菌だらけになった。そのせいで太は膀胱炎を患う。不二夫は勝ったのだ。
エスパー太の逆襲はいつ頃?