それはそれとして、なぜサイレンが鳴ったんだ?機動戦士か?いや違う。あれは尼寺だ。宇宙の蛮カラとして恐れられている尼寺が、なぜこんな偏境の宇宙にいるんだ!?
「船長!ミサイルです」
宇宙駆逐戦艦尼寺は、爆弾を抱えた尼を米俵に詰め込んで、きりもみを加えて発射してきた。
「ホースを持ってこい!レーザーで迎撃だ」
今の時代、レーザーは、水のように蛇口をひねるだけでいいのだ。
「全開でいけ!全開で!」
「駄目です!依然として、こちら向かって来ます」
「距離600m!」
米俵は強い。ホームセンターで買ったホースじゃ、太刀打ちできない。私はホースの先をつまんだ。ホースの先をつまめば、レーザーの勢いがすんごい。
「いける、いけるぞ!」
その時、ボンッ!という爆音と共に、蛇口からホースがはずれた。そう、私はホースの先っちょを強くつまみすぎたのだ。船内パニック。ハート型の宇宙船は宇宙の藻屑となっていくのであった。