「それは欺瞞だよ」
と言われ、自分の本当の気持ちに気付いた。どうやら僕は……。
これでまた1つの疑問が解けた。するすると絡まった糸が解けていく。これで凧が揚げられる。周りのみんなは楽しそうだ。僕は揚げる前から絡んでる。
「ダッダブル!?」
そう、1つではない。2つなのだ。かさぶたが取れかかっていても、2つなのだ。
「先生さんよぉ〜」
こんなセリフが似合う蛮カラ学生は、地下道が異常に好きだ。なんなら嫁いだっていい。そんな心構え。
迫真の演技をしながら、弁解する彼女の拳はすぐ粉を吹く。冬場はかなり吹く。そんな彼女を見ていると、なんだか目頭が熱くなる。
刃こぼれバザー。
神帝アリババ。
メガトンパンチ。
記憶の断片が頭をよぎる。これでは2次会が盛り上がらない。
ここからにじみでる汁の真価を問おう!
しまった!あの漢字が思い出せない。君の言う、にんべんには違和感。
ダブルショック!!アレとアレが場に合わない。
「似合う、似合う」
心のこもっていない彼女の言葉に、僕の触覚は取れかかる。すると、心の奥につかえていた何かが取れた気がした。これで、心置きなくお下げができる。
痛し、痒し。
もっとアッピールしろよ。厚手の手袋、僕の物。だけど名乗り出る勇気がない。ものすごくハイカラな色だから。